ゴールはすぐそこ

いよいよ残り1週間。思い残すことが無いよう、追い込みをかけましょう。

国試当日に注意してほしいことを対策記事の方にアップしていますので、まだ読んでいないものがあったら、ぜひスキマ時間に目を通してくださいね。

不安なのは当たり前

1月上旬に114直前WEB相談を実施しました。全国あちこちから参加してくださった受験生の皆さんは、本当によくがんばっており、こんな異常な年にも関わらず、きちんと受験に向き合っていました。自己分析が正確にできていた人も多かったため、盲点がはっきりしており、こちらからの最後のひと押しのアドバイスもとてもしやすかったです。

ただ、一つ気になったのが「例年に比べて不安感が全般的に高いこと」

今年の状況を考えれば、まったく不思議ではないのですが、おそらく全受験生が同じような傾向にあると思うと本当に心配です。

それをふまえて皆さんにお願いしたいのが「不安になる自分を否定しないこと」です。

真面目なひとほど、ストイックにがんばり、「不安に思う自分って甘い」と自分を責めがちですが、そんなことはまったく無いですよ。むしろ不安にならないほうがちょっとおかしい。大きな勝負の前に不安を感じるのはまったくもって正常なことですから、そこまで自分に厳しくならなくても大丈夫です。

自分の一番の味方は自分。不安な自分もどうか認めてあげてください。「そりゃそうだよね。直前期だもん」と理解してあげてください。不安を無理やり抑え込もうとするより、受け入れてしまった方が気持ちはぜんぜん楽になります。

ここから先は

試験当日の気持ちの作り方にも通じますが、ここから先は「できないこと」より「できること」に注目しましょう。皆さん、ここまで何の対策もせずにぼけーっとしてきたわけは無いですよね。たくさんの努力をして、さまざまな積み重ねをしてきたはずです。最後の見直しをしながら「これも覚えた」「これも理解した」と自分のこれまでの努力を一つひとつなぞってみましょう。

正答率50%を切る人はいないでしょうから、冷静にカウントすれば絶対に「できていること」「わかっていること」の方が多いはずです。そこにきちんと目をむけて、正しい自信を持ちましょう。

不安を抱えつつ、自信ももつ。無茶なことを言っているようですが、どちらかが100%な状態の方が本当は不自然です。

過去に積み重ねた自分に感謝しつつ、不安をうまく利用して、念のためにもう一度覚え直したり理解し直したり、そんな繰り返しでこの受験生活をきれいに完成させてくださいね。