残り7週間となりました

早いもので、歯科医師国家試験本番まで残りわずか7週間となりました。

2か月近くと思うとまだまだ時間はありそうな感じがしますが

歯科国試に必要な科目=基礎と臨床あわせて約20科目

てことは1週あたり3科目!

2日程度で1科目を仕上げなければなりません!!

気合い入れていきましょうー!!!

現役生は

現役生には勢いがあります。すでに相当疲れはたまっていると思いますが、残り期間も全力でいきましょう。内容的には模擬試験をベースに対策するのが一番!!「ここは国試や模試でよく聞かれるところ」というポイントを「模試の全国成績表」を見ながらつめていってくださいね。

全国正答率が60%以上の問題を解き直し

→そこで必要な知識をまとめ

→似たような過去問を解いてみる

という流れが、ちょっと面倒にみえても一番効率が良くオススメです。

※すでに模試の順位が平均をこえているひとは正答率50%とか40%以上でピックアップしてもOKです

既卒生は

既卒生は現役生に比べると一年長く勉強しているのに、なぜ合格率が低いのか。

これは「一度わかったこと」でも人間は忘れちゃうからです。

長く勉強しているということは、それだけ長く知識や理解したことをキープしなくてはいけないということ。ですが、キープのための計画をきちんと立てている既卒生はあまりいません。

知っていること、わかっていることは現役生より多いはずなので、自分の中の貯金をしっかり見直しておきましょう。これまで勉強したものの総チェックがおすすめです。それらがあやふやになっているようなら、しっかりと確認!知識をすぐに使えるように磨きをかけていきましょうね。

正直、今年度あんまりきちんと勉強できなかったなーって人。

今さら悔やんでも仕方ありません。貯金がほとんど無いのであれば、現役生と同じく「模試の復習」を起点にして学習を進めましょう。

絶対禁止なのは

過去問題集で何度も間違えた問題をひたすら解き直す。

これね、実はとってもキケンです。

正答率が高い問題、皆が知っているメジャーな問題、それを何度も間違えるなら死んでもできるようにならないといけません。

でも「何度も間違える問題=問題が悪い」ことも多いのです。

模試も同じですが、「正答率が低い問題=出題可能性が低い問題」です。この大切な大切な時期に、そんなところに時間をかけるのは自滅行為です。もちろん出題可能性が低いとはいえ、国試で出題されるかもしれません。でもね、正答率が低ければその問題は出題されていないのと同じなんです。

国試で失敗する原因は「半数以上の人が正解できる問題で正解できなかった」ことです。

それがすべて。例外はありません。

正答率がついていない過去問もありますので、迷ったら周りの友達に「この問題どういうことかわかる?」って聞いてみてください。できれば複数人が良いので、4〜5人でたまに作戦会議するのも良いでしょう。周りが余裕で知っている感じならとことんやる!そうでなければ、もうスルーしましょう!

苦しい時間も残りわずか

残りわずかで本番と思うと、泣きそうな気持ちになる人も多いでしょうが、逆をかえせば残りわずかでこの苦しい生活も終わります。覚えなくてはいけないことも、あと50日だけ覚えていればOK!

ここで踏ん張りきることができるかどうかで全てはきまります。

苦しいと思うけど、それでも全力を出し尽くしましょうね!!