衛生対策、きちんと進めてますか?
今年は新型コロナ関連で、医療に関わる人だけでなく、一般の方々の中でも公衆衛生的な話がよく話題にあがっていますね。「感度」とか「特異度」なんて言葉を一般の方が話題にするなんて、これまで想像もしていませんでした。
そういった流れがあったからというわけではありませんが、今後も健康のバックグラウンドとなる衛生は国試でも引き続き重要視されていくでしょう。
衛生は領域Aで最も多くの配点があるだけではなく、毎回必修でも多めの出題となっています。人によって科目の好き嫌いはあるでしょうが、現在の国試は配点から考えて「衛生と外科は苦手では済まされない」のです。
ただ、一方、衛生ってなかなか興味を持ちにくい科目ですよね。。。衛生の先生にはたいへんに申し訳ありませんが、臨床に直結しなさそう話も多く、覚えなくてはならない数字もたくさんあるので、受験生にとって手強いのは確かです。
私自身も衛生に関しては、自分でもびっくりするくらいあっという間に忘れます。
え、ちょっと前に見たはずなのに、もう数字が抜けてる!!なんてことはざらです。
なので、歯科国試対策を仕事にしてからは4月から1月のオンシーズン、ほぼ毎日短時間でも衛生だけは見返しています。もう20年近く、毎年そんな繰り返しをしているのに、やっぱり忘れていくことに自分でも驚きますが、わりとそういう人は多いような気もします。
ぜひ、毎日のノルマに衛生を入れていないなら、ぜひ今日からはじめてください!衛生だけは「過去問題集を何回まわせばOK」ではなく、今日から国試前日まで絶え間なく触れていってくださいね。
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