【参考書】パーフェクトマスターがすごすぎる

歯科国試パーフェクトマスター

すでに使っている受験生もたくさんいるとは思いますが、新刊がでる度に「うわー、すばらしいなー!」と声が出てしまう歯科国試パーフェクトマスター。

歯科国試に必要なことが、ギュギュッとコンパクトにまとまっていて、写真やイラストも多いのでイメージもつかみやすい

私もこれまで歯科国試関連の参考書や過去問題集の製作・監修に関わってきて、おそらくキャリアだけで考えれば日本で一番経験があると思いますが、その中で「どうしたら、もっと受験生にとって使いやすい本になるんだろう」と悩んできたことの一つの正解の形だと、心の底から感服しています。

もちろん受験生にとってハマりどころはいろいろ。正解は一つでは無いとは思いますが

・直前期、時間が無い中で苦手科目を底上げしたい
・5年生で対策をスタートするときに、科目の全体像を把握したい

人には、絶対的におすすめです。

どうしても「丁寧に説明しよう」と思うと、文章は長くなります。長い説明をしっかりと読んで、きちんと理解することが必要な場面もありますが、文章が長くなるほどにポイントは見えにくくなりますよね。まずはワンステップ目はポイントをつかみ、下地ができたところでより深い理解に進むほうが結局は近道になります。

なにがすごいって、パーフェクトマスターを執筆されている先生方はその科目の専門家。その分野を熟知しているからこそ、一般的には文章が長くなりがちですが(それがありがたいことも多々ありますが)、そこをきちんとコントロールされて「出版コンセプト」にきちんと合わせていらっしゃることが、僭越ですが本当に素晴らしいです。

出版企画や制作に関わっている編集の方々も、並々ならぬ熱意をもって、この本を作りあげたことが、ページのあちこちから伝わってきます。

この本で救われる受験生は全国でかなりの数になるでしょう。改めて、執筆の先生方、編集の方々に心から感謝します。

教材選びに迷っている受験生の皆さん、もしまだ使っていないなら、ぜひ一度お試しを!