武器にしっかり磨きをかけて

自分の武器をすぐ使える状態に

緊急事態宣言などでにわかにあわただしくなってきました。

例年に比べ、サイトへのアクセスも全国あらゆる都道府県からあり、特殊な年であることをつくづく実感します。管轄は異なりますが、大学入学共通テストまで残り1週間。何かしらの参考になるかもしれませんので、経過を見守っていきたいと思います。

歯科医師国家試験本番まで日にちも少なくなってきましたが、全受験生にお願いしたいのが「これまで自分が手にいれてきた知識の見直し」

せっかく沢山の武器(知識)を持っていても、本番で使えなければ何の意味もありません。ここから先は「持っている武器の確認」メインでいきましょう!

本番の緊張はあらかじめ折り込んでおく

歯科国試当日に緊張しない人はほぼいません。

とはいえ自分の緊張を上手にコントロールすることも、なかなか難しいことです。

だったら、緊張することは、最初から折り込み済みでいきましょう。「緊張するだろうな」と予測しておくこと自体が自分の心のショックをやわらげてくれます。

きっと緊張する→いつもと同じようには知識を頭から引き出せない→だからこそ、事前の見直しはしつこく!

ね。まだ手を打っておく時間はあります。

現役生は大分類を意識する

学習の進捗状況にもよりますが、現役生の強みはなんといっても勢い!

逆に、勢いに任せて頭に詰め込んだ知識で大混乱の恐れがあります。

本番の限られた時間の中で、正確に知識を取り出すには知識の整理が欠かせません。

嚢胞って大きく分けて何分類だっけ?

歯周外科って大きく分けて何種類だっけ?

歯科医師法で覚えなくてはいけない大項目がどれで、その中にどんな中項目があって、、、。

そんなふうに大枠を意識しながら、自分の得た知識を整理していきましょう。

既卒生は得た武器を思い出す

既卒生の強みは、これまでに様々な知識を吸収してきたこと!

逆に、理解しただけで、知識の存在自体をすでに忘れてしまっている恐れがあります。

一度理解しただけで、国試本番まで何の手入れもなく、その知識をキープできる人なんていません。せっかく「理解した」のだから、その存在を今一度見直してください。

一年間取り組んだ、さまざまな教材で、これまでに得た知識を今一度目に入れていきましょう。

暗記系学習は試験当日の朝まで点数が上がる

直前期はとにかく暗記系学習が大切です。今入れた知識は半年後まで持っておく必要がなく、とりあえず国試2日間までキープできればOKということも、直前期ならではの利点ですよね。

↓の記事もよかったら参考にしてください。最後の追い込みを点数に直結していきましょう!