麻布の採点サービス結果が発表されました
麻布の採点サービス結果が閲覧可能になり、総評も公開されました。
▶麻布デンタルアカデミー:第115回歯科医師国家試験採点サービス総評
あわせてDesの採点サービス総評も2月14日に更新されています。
▶Des歯学教育スクール:第115回歯科医師国家試験採点サービス総評
これですべての採点サービス結果が出揃いました。ここまでの2週間、本当に長く感じた人も多かったでしょうが、数字が出たことによって次を考える段階に入りました。
採点サービスの平均を越えている人は
採点サービスの結果は毎年高めに出るのが一般的ですので、必修および3領域で平均を越えていればまずは一安心。多数のマークミスなどがなければ問題ないでしょう。
気持ちよく発表までの1か月を楽しんでくださいね。
極端に点数が低かった人は
それぞれの合格基準の予測は困難ですが、総合得点から「すぐに動き始める必要性」をある程度推測することができます。以下は過去の歯科医師国家試験におけるボーダーを足し合わせた必要最低点となります。
105回 396点
106回 370点
107回 373点
108回 390点
109回 371点
110回 394点
111回 379点
112回 364点
113回 389点
114回 352点
難化した前回の114回でも必要最低点は352点。過去10回分のデータをみる限り、総合得点が350点未満の場合はすぐに対策をスタートすべきでしょう。
思うように実力が発揮できなかった、自分でも信じられないような解答を選んでしまった、、、そんなショックがまだまだ残っているところに、すぐに対策に戻れというのは本当に心苦しいのですが、国試まで積み上げた沢山の知識はこうやっている間にもどんどん風化していきます。万が一のときに後悔しないよう、そして未来の自分を助けるために一日数時間でも良いのでリスタートしましょう。
結局、どっちかわからない人は
歯科医師国家試験は合格率がシビアなため、ボーダー付近にはかなり多くの人数が集まります。ですので「採点サービスの結果は出たけど、いけそうなのかダメなのかわからない」という人も多いことでしょう。
そういうケースの場合は「いっぱい遊ぶ。でも勉強もしっかりする」ことをオススメします。
遊ぶといっても、ダラダラするのが好きならダラダラしても構いません。好きなゲームに一週間没頭するのも良いでしょう。
せっかくの長期休み。
「やりたいと思ってたことはやりきったなー!」という気持ちで発表日を迎えましょう。
ただ、万が一の場合のリスク対策は必要。この1か月の「勉強ノルマ」は決めて、きちんと終わらせましょう。
メニューは「歯科医師になっても使える勉強」です!
臨床系ガイドライン
一番のお勧めは「臨床系のガイドラインをじっくり読む」ことです。大学受験と違って、歯科国試受験で勉強することは今後の人生でそのまま使うことです。勉強して損は一切ありません。特に各学会が出している臨床系のガイドラインはすべての基本となります。受験勉強の中では、必要な部分だけ拾い読みということも多かったでしょうから、改めて頭から最後までしっかりと読み込んでいくと、これまで得た知識も体系化されます。
医歯薬の補綴系テクニック
あとは研修先によりますが、自分で技工をする場合は医歯薬出版のテクニックシリーズなどをじっくり読んでおくのもオススメ。こちらも拾い読みではなく最初から最後まで通しで読むと、理解度はぐっと高まります。
Facebookグループ
基本的にあまりにも臨床的な勉強はオススメしません。教科書レベルを逸脱していたり、臨床家の先生のオリジナルな方法などを学ぶのは免許を取ってからでないと混乱の元になります。
ただ、以下のFacebookグループは例外です。大学所属の先生が多いこともあり、王道の補綴知識が学べます。
補綴が嫌いな人も多いでしょうが、少しでもわかると治療の幅は大きく広がります。この機会にぜひお試しください。
▶HILIFE DENTURE ACADEMY ONLINE_SALON
悔いのない1か月を
しっかり遊ぶ
しっかり学ぶ
しっかり遊びつつ学ぶ
方針は決まりましたか?
迷う気持ちはわかります。でも、ずっと迷いっぱなしでいたら、1か月なんてあっという間。それこそもったいないですよね。
しっかりと考えた上で、方針は早めに決め、充実感をもって発表日に臨みましょう。